インプラント手術が制限、あるいは不可能な場合があります。重度糖尿病や心臓疾患など、重度の内科的疾患を抱えている方、妊娠中の方、アゴ骨が極端に減少している方、骨の成長が終わっていない方(16歳未満)。以上の項目に当てはまる場合には、インプラント手術が制限、もしくは不可能な場合があります。インプラントは、天然歯と同じように機能し、審美的にも優れていますから、今最も注目されている治療法です。
しかし、インプラントは外科手術を受けなければなりませんから、恐怖感、あるいは痛みに関して不安な方も少なくないでしょう。実際には、インプラント手術は局所麻酔下で行いますから、基本的に術中の痛みはありません。それでも、外科手術なんてしたことがないという方も多く、敬遠される方はいます。そんな人のために、静脈内鎮静法という、無痛治療が行われています。
これは、胃カメラや大腸内視鏡検査などにも用いられているものですが、治療前に点滴により薬剤を注入して意識レベルを落とすというものです。インプラント手術の二回法は、麻酔後歯肉を切開し、アゴの骨(歯槽骨)に専用のドリルで埋入するための穴を形成します。埋入する穴にインプラントを埋め込みます。 インプラント(フィクスチャー)が完全に歯肉に埋まった状態で縫合します。インプラントが歯槽骨と結合するまで待機します。
インプラントが完全に埋まった状態ですから、骨と結合するまでの間に余計な力がかかりません。 骨と結合した後、歯肉を切開してインプラントの頭出しを行います。 そして、上部構造を取り付けます。インプラントの保障については、さまざまな歯科クリニックでそれぞれの考え方があります。ある歯科クリニックでは、インプラント本体と上部構造(かぶせ物)に対して10年保障、ある歯科クリニックでは7年保障、ある歯科クリニックでは3年保障、またある歯科クリニックではインプラント本体と上部構造の保証期間が違うなど実にまちまちで、保障期間の設定がないところさえあります。